最終更新日: 2011/10/19 作成日: 2008/07/06

「こうすれば速い」と考えることは大切だ。 だが速いだけで質が低下しては意味がない。

そんなことは、当たり前だ。 だが「速い」は楽だ。 手を抜くことで速くなる、楽になる。

質を低下させないために、遅くなろうとも手を抜かない。 これを出来ない人間は馬鹿だ。

「ずっと馬鹿のように遅くても質を落とさずにやれ」ということではない。 繰り返すたびに人は慣れていく。 慣れれば楽になるし、速くできるようにもなる。 だが質は低下しない。

慣れるまでの辛抱を出来ない人間は馬鹿だ。 バカになる前から馬鹿な人間も馬鹿だが、馬鹿でない人間がバカにもなれないなら、それは実は馬鹿だからだろう。

大切なのは自分の労力の大小ではなく、その成果の大小である。 労力に見合った成果を出すのが最低ライン。 かけた労力よりも大きな成果を出せるようにならなければならない。 そのために、馬鹿みたいに決まり切った紋切型を繰り返さなければならない。