最終更新日: 2011/11/20 作成日: 2011/03/21

2011年3月11日(金)に発生した地震、それに伴う津波が引き起こした災害は甚大です。

被災された方はまだまだ予断を許さない状況が続いていると思います。気負いせずに、しかし挫けずにしっかりと現実を見ていただきたいです、たとえ目を背けたくなるような現実でもです。頑張らなくて良いです。ただしっかりと生きていれば、それで良いのだと思います。

現在でも救助活動・救出活動が行われ、幾人かの方が奇跡的に救出されたというニュースが流れています。救出活動に従事している方には、まだまだ諦めずに可能な限り救える命を見つけ出してください。絶望的かもしれませんが、助けを待つ人は望みを捨てずに助けを待っているのだと信じて、お願いします。医師の数が絶対的に足りないという報道もありました。壮絶な被害をもたらした震災ですから、いくらでも人手が必要なのだと思います。頑張ってください、としか僕には言えないです。

非難生活を強いられている方も、37万人とも報道されています。僕の住む街の人口が3万人弱なので、その10倍以上の方が自分の家から離れなければならなくなっているのですね。どんな状況なのかと想像しても、あまりに現実味を帯びたものにならず、ただただその数字の大きさに圧倒されます。1という数字が人ひとりを表しているのに、それが37万という数字になると、1という数字があまりに小さく思えます。でも、これは無視できない数字です ((でも、やっぱり僕は無視しているのです。))。避難生活は、これからが、長く辛い時間になると思います。馴れない場所で、大人数で生活するわけです。本当に色々あると思います。どんなに苦しくても乗り越えてください。乗り越えられないなんてことはないんだと信じて、乗り越えてください。

津波が何もかも流し去ってしまって、被災地では生活する上で必要なものが足りなくなっています。救援物資を運ぼうと奔走している方がいらっしゃるようです。著名人が現地に直接、物資を届けたというニュースもあります。実業家の方たちが連帯して救援物資の運送を行ったというブログ記事も読みました。被災地で自治体が機能しておらず、現地に届いた救援物資を上手に配給できないというニュースもありました。できるかぎり均等に、できるかぎり迅速に物を届けてあげてください。

今回の震災で、全国の人たちが募金や義援金として被災地に支援をしています。僕も日本赤十字に寄付しました。お金を出せばそれで良いというのでなく、ただ出せるものがお金しかないということです。被災地のこれからを考えると、継続的な支援が必要なのだと思います。全国から、ちょっとずつでも継続的に募金していってほしいです。海外にいる日本人も、海外にいる外国人も、どうかよろしくお願いします。

また地震と津波のせいで異常停止し、炉心溶融までした福島県にある原発のことが危惧されています。原発の対処に現場で当たっている方々には、頭があがりません。おつかれさまです。厚かましいですが、原発の問題が解決するまでもう少しお願いします。よろしくおねがいします。

電力供給の大きな担い手である原発が停止しているので、関東一帯で計画停電が行われています。ヤシマ作戦と銘打って節電を呼びかけている人たちもいます。頑張ってください。僕が何か言うよりも、関東の人たちは皆さんでそれぞれ考えを出し合って、改善し合っているようです。是非、それをノウハウとして具体化してください。メーカーが作る省エネの国から、国民自身が作る省エネの国にしてください。隣の国がドカドカとエネルギーを消費しようがお構いなしに省エネ街道まっしぐらで生きましょう。

他人事でないと思うこと。そこから感情が生まれるのだと僕は思います。