最終更新日: 2012/02/25 作成日: 2012/02/18

ここに書いてあるのは、とてもストレートな気持ちばかりである。

辛辣と言われうる素直さをもって書いているものもある。「反論を予測しながら書く文章はつまらない 」ということでもある。反論を予測しながらも、言い訳をせずに、つまらなくない文章を書こうと思う。

価値の創造と似たところがあると僕は思っている。新たな価値の創造とは、即ち既成の価値の破壊。そしてもう一つ歩を進めて、いずれは破壊されるべき対象となることさえ含み、新たに価値を創造するということだと思う。

青臭い頃は、嘘っぱちを壊したかった。世に蔓延る全ての嘘っぱちは壊してしまいたかったんだ。でも、嘘っぱちになりさがる前は、本当だった、本物だったんだ。それを知らないで目の前の虚構を壊せたとして何も変わらない。変えられない。また気付けば、それは取るに足らないニセモノに落ち着く。そして、ただ無常に蹴散らされていくのだと思う。

でも、蹴散らされていく運命にはきっと抗えない。どれだけ手を尽くそうと、長生きこそすれど、いずれは虚構になり、死んでいくのだと思っている。ただそれさえも認めて、その運命を受け入れて、僕は新たに価値を創造したい。

話を戻せば、反論されることは分かっていても、率直な意見は、率直に伝えるしかないと言いたい。そして、その反論がなされたとして、それは無駄ではないと思っている。

以上のようなスタンスでここにある文章は書かれています。

ここに書かれた文章に価値があるかないか、意味があるかないかは僕が決めることではないでしょう。ただ僕は意味があると思って記したということ、そのことに気を止めて読んで頂ければ幸いです。